司法書士の宮内悠衣子

司法書士の宮内悠衣子です。

中目黒で開業し9年目を迎えた2021年。

今さらながらホームページにブログ機能をつけました。

司法書士という仕事は多くの皆さんにとっては少しなじみが薄いかもしれません。

実は家族のこと、相続のこと、会社のこと、不動産のこと、高齢者のこと、福祉のこと、借金のこと等皆さんの生活に深く関わりのある仕事なんです。

そのあたりを分かりやすく、読みやすく書いていけたらと思っています。

司法書士なんて知らない

かくいう私も司法書士の実際の仕事内容を知ったのは23才の時です。

23才は司法書士になった年です。

今思うとよく仕事内容も知らないまま司法書士になったなと思うのですが・・・

大学は教育学科でしたし周りに司法書士の人もおらずそんな仕事があるのも知りませんでした。

司法書士を知ったきっかけは大学の購買部に置いてあった資格予備校のパンフレットです。

何となく手にとったパンフレットから法律の資格で、司法試験よりは難しくない司法書士というのがあると知りました。

司法試験は最難関と聞いたことあるけど司法書士なら私でも勉強したら受かるかも、と司法書士を目指そうと決めました。

そう!司法書士は弁護士のような仕事だと思っていたのです。

困っている人の話を聞いて、一日のほとんどの仕事を机に向かって書類を作成するそんなイメージです。

事務仕事のイメージ

修行7年で司法書士の実務をマスター

しかし司法書士試験に合格し、実際司法書士事務所で働いてみるとイメージと全然違う・・・

これは事務仕事ではない、営業の仕事だ、と気づきました。

それも営業相手は銀行や不動産屋、税理士、弁護士等限られている人たち。

というのも困っている人が司法書士事務所に直接相談に来ることは少なく、大体銀行や不動産屋、税理士経由で相談が来るのです。

そのためお客さんを抱えている業種が営業先となります。

幸いなことに最初に入った事務所が老舗で割と大手だったため顧客先も多く大量の事案にあたることができました。

中目黒の地で開業

目黒川の桜

最初に入った事務所で7年ほど勤務した後、独立することにしました。

独立開業にあたってまずは場所選び。

私は横浜出身なので地元と繋がる都内かつ、渋谷や新宿のような大きな街ではなく住んでいる人が多い場所が良いと考えました。

営業先ではなく個人のお客様が多い街、と選んだところが中目黒でした。

困っている人に直接アクセスできる司法書士になりたい、という気持ちで開業し今年で9年目となりました。

開業したからこそ出会えたお客様や案件が沢山あった年月でした。

困っている人に直接アクセスできる、という点はまだまだ足りない点だと思います。

これからももっと色々な人や事案と繋がって、個人のお客様から見てアクセスがしやすく相談しやすい司法書士を目指していきたいと思います。